咲 -saki- 第23話
個人戦ついに決着.
麻雀は確かにツモゲーとしての側面が強いのだけど,エンターテインメントとしては出上がりに絡む駆け引きを見たかった.特に最終戦A卓は咲ワールド屈指の勝負師が集った卓だっただけに残念.どう考えても個人戦は話数がキャラに比して少なかったし,脚本の問題というよりも見積もりの問題に思える.
個人戦の結果については,どのキャラが出ても不満は尽きないだろうし,褒める人もまたいると思う.なので,勝ったキャラを基準に脚本の善し悪しを問うのは良くないと思う.
ただ,好き嫌いを問うなら,加治木か透華のどちらかは全国まで出てほしかった.強さの割に損な役回りの人たちだったので,最後ぐらい花を持たせてもいいじゃないか(負けても輝く素晴らしい脇役ではあるのだけど).
たくさんのキャラを擁するバトル物にはつきものの問題かもしれない.
なーんか,脇役ばっかり好きになるんだよなぁ.シグナムとか,ミーナ隊長とか,鶴賀の三年コンビとか.