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Twitterで書くと早口すぎて気持ち悪くなるとき用

Phantom 第9話

Phantomが終わるまでに後何回「真下ファンで良かった」って言えばいいのかちょっと予想もつかない.

ある程度感情の流れを原作で把握してるから言えることかもしれないが,抑え気味で丁寧な演技から伝わってくる物がすごい.訥々と紡がれる言葉にも涙と同じだけの感情の重みが載りえるって事がよくわかる.それも,言葉の意味でなく調子や間に載せてる.本当に素晴らしい.

サイスに名前と罪を預けてきたアインの弱さも,自分の意志で名前に罪を負うことにしたツヴァイの強さも,対照的ではあるがどちらもすごく人間らしいと思う.こういう話が大好きだ.

誰しも軽重あれどevilな部分を持ち合わせているわけで,自分の中のそれに怯え苦々しく思いながらも生きている人は少なくないと思いたい.だから私は,自分の罪と折り合いをつけようともがいて生きる「優しい人殺し」達に安堵と共感を覚えるのだと思う.