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Twitterで書くと早口すぎて気持ち悪くなるとき用

Phantom 第7話

生で見たかったが,友人が泊まりに来ていたので自重.

同じ亡霊だけれどもアインとツヴァイは道を違えている事がよくわかった.クロウディアがらみでずっと匂っては来たんだけど,廃列車置き場のシーンは二人の差異がはっきりしたシーンだった思う.文字通りレールの上を歩き続けるか止まるかってのはもちろん,レールの先が途切れているのが面白い.

また,廃列車置き場のシーンで再確認したがやっぱり会話シーンが売りだと思う.人形に徹しようとするアインから感情が漏れてきている様子が伝わってきて,何とも言えず嬉しい気分になった.いったい何が見ている人にそう感じさせるのかというとそれは声色だったり間だったりするんだろうけど,そのあたり素人には明確な法則がわからないので「芸」のなせる業なんだろうなと思う.

音楽もこなれてきたし,次回は話が大きく動きそうで楽しみ.

(原作クリアにつき追記)

原作だとツヴァイが車に乗るシーンだけあった(クロウディアの人生をドライブにたとえた励ましと関連してる)んだけど,アインの電車による移動シーンを付け加えたのはナイス改変だと思う.道のりこそ定められていてもそこをどう走るかという主体性が残っているツヴァイと,道のりも運行ペースもすべてコントロールされているアイン.電車がトンネルに入るのも今後の展開を考えると「おー」って思う.